熊谷 幸治 (Yukiharu Kumagai) 1978年生まれ。武蔵野美術大学 工業デザイン陶磁科卒業。2003年に土器作家として独立し、現在は山梨で制作活動を行っている。土をあらゆる面から研究し、土器の歴史にも深い造詣をもつ作家。触れることの少なくなった土を生活の中に取り入れるツールとして作品を作り続けている。
燻し焼きによって作られた炭のような艶やかな黒陶の幾何学シリーズ。火によって生まれた美しい土の表情が味わえる作品です。
表面には土の固まりをヒモを使って切る技法、たたら成形から生まれた美しい模様が施されています。切った跡を磨き、際立たせることで、土にしか作り出せない表情が生まれました。
Details
- clay
- 11cm x 8.5cm x 2cm
- Handmade in Japan